WSL(Windows Subsystem for Linux) の Ubuntu に FFmpeg をインストールする

Windows に変えてから、使ってみたかったのが、WSL(Windows Subsystem for Linux) です。 コマンドプロンプトよりできることが増えるかなと思っています。

WSL のインストール

WSL の Ubuntu は次の記事を参考にインストールしました。

FFmpeg Linux Static Builds のインストール

Download FFmpeg を見ると、公式パッケージがありそうでしたけど、自分の環境の Ubuntu から apt search してみても見つかりませんでした。

PPA もあるみたいですが、PPA のリポジトリーを追加するのもどうかと思いまして。

FFmpeg Static Builds というのがその下の方にあったので、これを使うことにしました。

ダウンロードとインストールのコマンドは次のようにしました。

$ curl -O https://johnvansickle.com/ffmpeg/releases/ffmpeg-release-64bit-static.tar.xz
$ sudo tar Jxvf ffmpeg-release-64bit-static.tar.xz --strip-components=1 --exclude="*.txt" --exclude="manpages" --exclude="model" -C /usr/local/bin

システムの管理者がインストールするアプリの場所は /usr/local/bin のようなのでそこにコピーしました。 /usr/local/bin は root の権限になっていたので、sudo にしているのですが、そういうものだろうか。

確認します。

$ ls -l /usr/local/bin
$ ffmpeg -version

最初から /usr/local/bin にパスが通っていたので、これで FFmpeg のバージョンが出力されました。

アンインストール

コピーしたファイルを削除します。

$ sudo rm -rf /usr/local/bin/ffmpeg
$ sudo rm -rf /usr/local/bin/ffmpeg-10bit
$ sudo rm -rf /usr/local/bin/ffprobe
$ sudo rm -rf /usr/local/bin/ffserver
$ sudo rm -rf /usr/local/bin/qt-faststart

今後、扱うファイルが変わるかもしれませんので、インストールする際に確認しておいた方が良さそうです。

終わり

macOS は Homebrew でインストールできたので楽でした。 Ubuntu の公式リポジトリーにも FFmpeg はあるようだけど、なぜ見つからなかったのだろう。

28 May 2018 追記

次の記事を書きました。